ロッド・リール

失敗しないダウンショットリグに最適なロッドの選び方~ベイトロッド編~

悩める釣り人
悩める釣り人
ベイトタックルでかっこよくキャストを決めたいし、ダウンショットで簡単に手堅く釣りたいんだけど…ダウンショットリグ用の竿って種類が多すぎて自分に合った竿が見つけられないんだけど…

結論は【硬めのソリッドティップ仕様ロッド】+【身長に合わせる】

ダウンショットリグをベイトで扱いたい…これは手っ取り早い、カッコいいのどちらかじゃないだろうか?

スピニングでDSリグを使うと”セコい”と思われるのが嫌で、ベイトタックルで使う人が多いと思う。

さらに困った時のDSリグという事で簡単にバスを手にしたい!と思っている人に今回の記事では…

・ロッドを選ぶなら身長に合わせる
・選ばない方が良いロッドの特徴
・硬めのソリッドティップ仕様が良い理由
・レベルアップしたいなら先ずは長くする
・オススメのロッド

この記事を読めば、なぜロッドの選びに失敗しているのか?投げやすい釣りやすい竿はどんな物が良いのか?を必ず理解できるはずだ。

ダウンショットリグ歴20年の知識と経験をここにさらけ出そう。

参考になればうれしい限り!

DSリグ用ロッドは身長に合わせるべし

ダウンショットリグは身長に合わせよう。

理由は2つ

・身長と同じ=扱いやすい
・選ぶ時に迷わない

順番に説明していく!

身長と同じ=扱いやすい

感覚的な話になってしまうが、身長と同じくらいの竿は”扱いやすい”と殆どの人が感じるはず。

自分の身長より30cm長いロッドを振ってみてほしい。ほとんどの人はその長さに慣れるまでに1年はかかる。

バスプロやメーカーの謳い文句は

・長い竿は遠投出来るから釣れる!
・短いとフッキングしやすいから釣れる!

こんなキャッチコピーを見た事があるだろう。

しかし、1番はしっかり投げられるようにする

これが大事だ。

なので、自分の身長程度のロッドでキャストの基礎を身に染み込ませてからの方が圧倒的に上達は早い。

過去に数十人にキャストを教えてきたが、ちゃんと扱えている人は殆どが身長と同じ程度の竿(ちゃんと曲がるロッドが条件)

選ぶ時に迷わない

身長と同じくらいのロッドを買う

これを基本にすると買う時に失敗することが無い。

柔らかめ~硬めのロッドまで全て同じ条件で購入すると分かるが、長さがほぼ同じに揃えれば体が慣れるまで時間がかからない。

硬さも長さも違う竿を色々揃える事は、よっぽどセンスがある人間じゃないと使いこなすまでの上達スピードに無駄が出る。

月に5回も釣りに行けない人は特にこの無駄が出やすいので気を付けてほしい。

身長から選ぶロッドの長さ対応表

身長から選ぶロッドの長さをまとめてみた↓

5フィート台のロッドは極端に選択肢が減ってしまうので基準の幅は広くしている。

身長 フィート cm
150cm以下 5.2以下 158前後
151~160cm以下 5.5以下 167前後
161~170cm以下 5.8以下 176前後
171~180cm以下 6.1以下 185前後
181~190cm以下 6.4以下 195前後

この表から自分の身長に合わせてみてほしい。

自分の身長+10cmまでが許容範囲

今使っているロッドがいかに長いかわかるだろう。特に高校生以下の人や女性は長すぎるロッドを使っているかもしれない。

だが、実際に騙されたと思って使ってみてほしい。

自分の身長と同じ程度のロッドがいかに投げやすいか。特にDSリグのような軽量ルアーをベイトでキャストするならメリットは大きい。

次に、選ぶ時に失敗しがちなロッドの特徴を見ていこう↓

失敗する!選ばない方が良いロッドの特徴

結論=キレイに曲がらないロッド

キレイに弧を描くと言うと分かりやすいだろうか?

ベイトロッドで扱うDSリグは…

・ワームは5インチ以下
・ラインは10ポンド以下
・シンカーは3.5インチ以下

この条件に当てはまる人が多いはず。

総重量15g以下のリグを気持ち良く、何度もキャスト出来て近いスポットにも的確に打ち込めるようなロッドを選んだ方が良い。

柔らかすぎるロッドはNG

DSリグにおいて”柔らかすぎるロッド”はNGだ。

ベイトロッドでは手返し良く投げれる!というのがメリット、その際に柔らかすぎるロッドではキャストが決まりにくい=操作性が悪い。

さらに数十メートル先で何が起こっているのか?全く感知することが出来ない。

気付いたら釣れていた…という現象が多発するはず。

ラインのテンションが張り続けているような釣りと違い、DSリグはラインがたるんでいる時でもアタリを感知できなければ釣れる魚が減る。

ベイトロッドでは特に張りのあるロッドが求められる。

硬めのソリッドティップ仕様が最適な理由

結論から言うと、硬めのソリッドティップ仕様が最適だ。

理由は以下の通り↓

・投げやすい
・魚に違和感を与えにくい
・適度な硬さで感度をキープ
・フッキングが決まりやすい

 投げやすい

ソリッドティップはしっかり&キレイに曲がるのが特徴。

この曲がりはキャストの際にも軽いルアーを遠くに飛ばすための反発力を簡単に生んでくれるのでキャストが下手な人でもしっかり飛ばせる。

魚に違和感を与えにくい

ソリッドティップは柔らかく、魚の動きに追従するように曲がってくれる。

なので、魚がルアーを咥えた時に違和感を与えにくいので釣れる確率が上がる(ルアーを咥えている時間が増えるのでチャンスが増える)

適度な硬さが感度をキープ

一般的にソリッドティップは感度が悪いと言われているし、実際に使っていてもその悪さは実感できる。

しかし、そこは適度な硬さのソリッドティップを使えばカバーできるし感度も悪くない。

最近のロッドでは素材の進化が素晴らしいので、ソリッドの感度の悪さを相殺できるほど良いロッドが増えているので問題なし(低価格帯ロッドでも同じ)

フッキングが決まりやすい

ソリッド=オートマチックに掛かる

柔軟な曲がりは魚の口にキレイに刺さってくれる。

力強く突き刺さるというのは厳しいが、色々な方向に力が掛かっても力が逃げないのでフッキングの成功率も上がる。

レベルアップしたら長くする

自分の身長に合わせて”基準となるロッド”を選んだら、次は少しずつ長くしてみよう。

ルアーロッドにおいて1インチ違う=別の竿になると思っておいて間違いない。

投げてみれば分かると思うが、キャスト(投げる)した時のタイミングがガラッと変わってしまう。

短くなれば投げるのは難しくなり、長くしていくと楽に遠くまで飛ばしやすくなるはず。

その感覚を磨くためにも自分の基準となる長さ(ロッド)が必要で、レベルアップしたら次は長さの違うロッドを使ってレベルアップにつなげてみよう。

長さ別おすすめDSリグ用ロッド

オススメのDSリグ用ベイトロッドを紹介しておく↓

5フィートクラス
→チャイルドサイド

5.5フィートクラス

6.0フィートクラス

6.5フィートクラス

 5フィートクラス・チャイルドサイド

5.5フィートクラス・

6.0フィートクラス・

6.5フィートクラス・

 

まとめ

DSリグ用のベイトロッドの選び方をまとめてみたが、理解できただろうか?

初心者の方は特に

・なんとなく勧められたものを買った
・友達が使っていた
・好きなプロが使っていた

こんな感じで選んでいるのではないだろうか?

自分も始めたての頃は本当に同じ感じでロッドを買っていた。当時はDSリグ用なんてロッドは無く、ソリッドティップ仕様は重すぎるし使い物にならない状況。

現在では1万円を切るようなロッドでも本当に使いやすく、釣れる要素がたっぷりなロッドが数多く売られている。

なのでまずは自分の身長に合わせて、ソリッドティップロッドの良さを色々体感してほしいと思う。

 

スピニングロッドの選び方はこちらの記事も参考にしてみてほしい↓

失敗しないダウンショットリグに最適なロッドの選び方~スピニング編~ たくさんのサイトを検索しても同じような事しか書いてない、商品の紹介ばっかりのサイトが多くてどれが自分に適しているか分からない…。...