フック・シンカー

迷わずコレ!ダウンショットリグ用のシンカーの10選

悩める釣り人
悩める釣り人
ダウンショット用のシンカーの選び方はなんとなく分かったけど…これ買っておけ!的な失敗しないシンカーを教えてよ~!

ネット上にはオススメ商品が山ほど記載され、バスプロでもスポンサー縛りで本当に使って良かった!という製品が分からない…という状況だが、ダウンショットリグ歴25年以上!私の関係者で詳しい人物にもアンケートを取って統計を出してみた。

それぞれのシンカーに良さもあるし、この状況では使えない!なんて場合もある。

その辺を包み隠さず、しっかりと公表していきたいと思う。ぜひ参考にしてほしい。

ダウンショットリグに最適なシンカーの条件

感度の良さ

感度の良さが一番釣果に影響すると考えている。

自分のリグが今どんな底質の場所を通ってきているのか?

固い岩の上?砂地の上?落ち葉が溜まっている場所?

それが分かるだけで2匹目、3匹目の魚につながるヒントを得られるのは言うまでもない。

転がりにくさ

DSを操作する際に

転がってほしくない状況

という状況が多々ある。

ピンポイントで止めたいときにシンカーが動いてしまって魚に不快感を与えてしまったり、岩の上に乗せておきたいのに転がって落ちてしまう…。

そんな時はストレス無く集中できるように”転がりにくい”シンカーをチョイスしたい。

目立たなさ

DSでメインとなるワームは4インチ以下の小さな物が多い。

しかし、シンカーが目立ってしまうとワームの存在感がぼやけてしまう事がある。

「シンカーにバイトしてきた!」というのは良くある話、そんなミスバイトや違和感を出さないためにもシンカーの存在感が出ないような色付きシンカーを選ぶと良い。

DSにオススメなシンカー10選

DSにオススメなシンカーを発表するが、形状ごとに分けてみた。

丸型が良い時、スティック型が良い時など状況に合わせて日々最適なシンカーは変化する。なので、少なくとも持っておいて損はない!という基準でまとめている。

丸型

ジャッカル ダウンショットシンカー

純タングステンのシンカーで真円だ。オススメの理由は

2.2gがラインナップされている事

この2.2gのダウンショット用シンカー(ハリス止め仕様)がなかなか他には無いうえに、欲しい場面が多々あるからだ。

他のシンカーで2.2gがラインナップされてればジャッカルじゃなくても全く問題はないという事だけは言っておこう。

スタジオ100 ドロップショットシンカー

真円ではないが純タングステンで製造されているので、同じ重さの他のシンカーより若干小さく仕上がっている。

なので色ではなく大きさにおいてシンカーを極力目立たせたくない場合はこのシンカーがオススメだ。

ダイワ バザーズワームシンカーTG・フック

若干だが楕円形のような形をしているが、丸型に比べて着底後の動かなさに貢献している形状。金属特有のギラギラ感を出したくない!という状況ではこのシンカーをオススメする。

シンカーなのに「HOOK」というネーミングをしたセンスは理解に苦しむが…。

 

メーカー ジャッカル スタジオ100 ダイワ
定価 ¥450 ¥480 ¥650

¥1,700

入り数 6個 7個 6個

19個

単価(個) ¥75 ¥68 ¥108

¥89

表はすべて1.8gで計算
※0.9gの単価はジャッカル=¥56
スタジオ100=¥53 (ダイワは0.9g無し)

ティアドロップ型(樽型)

レイン TGダウンショットシンカー

テキサスリグ用のバレットシンカーに似た形状が特徴的。

上部が細くなっているお陰で障害物をすり抜けやすいと感じている。底がフラットになっているので不用意に転がらない&倒れこまないのも良い。

ダイワ バザーズシンカーTG ペアーハリス止め

丸みのある樽型シンカーなので転がりやすいというデメリットはあるが、マットな質感で魚に違和感を与えにくいメリットがある。転がりやすいと感じる場合にはハリス止め部分を少し横に曲げてからセッティングすると転がりにくくなるのでオススメだ。

 

メーカー ダイワ レイン
定価 ¥650

¥1,700

¥450
入り数 8個

25個

8個
単価 ¥81

¥68

¥56

ゴブリンバット タングステン

すでに廃盤商品なので記載するか悩んだが、永久欠番という事で残しておく。

樽型のシンカーの表面にイボイボがついている形状で、これが本当に感度が良かった。現在では中古釣具屋、オークションサイトでたまに見かける程度の物を買い漁っているがそろそろ諦めようかと思っている。

スティック型(棒型)

リューギ DSデルタ

DSデルタは焼結タングステン仕様で小さいのだが、他の棒状のシンカーよりは太めに仕上がっているので沈下スピードはそれほど速いと感じない。

ウリは”不用意に転がらない”という通り!三角形の棒状なので着底後、無駄に動くことはない。

なので勝手に動いて障害物の隙間に自ら挟まりに行った…なんて事はなくなるのが最大のメリット。

ダイワ バザーズワームシンカーTG スリム

ワームシンカースリムは若干下側が太くなっている。この形状のお陰でキャストした際に若干だが飛距離が伸びていると感じる、なので強風時や遠投して狙いたい時はぜひ使ってほしい。

シンカーのカラーもカーキっぽいツヤ無し塗装が施されているので魚に違和感を与えにくいと思っている。

フーターズ タングステンドロップショットシンカー

楽天などの通販で最近よく見かけるブランドのシンカーだ。

メリットは単価の安さ。とにかく安い。形状や感度も大事だが、根がかりの多いバス釣りにおいては1個当たりの価格は安い方が積極的に攻められるのでレベルアップのためにはこのシンカーで練習すると気持ちも楽だ。

メーカー リューギ ダイワ フーターズ
定価 ¥490 ¥650

¥1,700

¥440
入り数 5個 6個

19個

7個
単価 ¥98 ¥108

¥89

¥62

※すべて1.8g(1/16oz)で計算
※0.9gの単価はリューギ=¥81

フーターズ=¥55

特殊形状

特殊な状況や使い方に特化させたシンカーを紹介しよう。万能ではないが時に凄い爆発力があるシンカーだ。

スルスタシンカー (カンジ)

わざと引っかかるようにデザインされているシンカー。しかし形状自体は細身なので障害物の隙間にスルスルと入っていくのが特徴。

なので、しっかりとストラクチャーに入れた後にアクションを加えても即離れてしまう事が減る=障害物のすぐ横で誘い続けられる!という事だ。

初心者がこの動きをスリム形状のシンカーで行うと、すぐに障害物から離れてしまう。特に冬場などの魚がルアーを追わない時期は目の前で誘う必要があるので不用意に動いてしまうシンカーでは釣れる魚も釣れなくなる。

スルスタシンカーは誰でも簡単に1点で誘い続ける動きを付けやすいのが最大のメリットになる。

スパイクDSシンカー (カンジ)

このシンカーも”わざと引っかかりやすい”ように作られているシンカー。

スルスタシンカーよりも突起部分が大きいので個人的にオススメなのは

立木や流木に引っ掛ける

これが実に簡単に行える。木の表面には若干コケが生えていてヌルヌルしている事が多いのだが、スパイクDSシンカーは関係なく引っ掛ける事が出来る。

なので、立木の脇に浮いているような魚にアピールしやすい。ワームからシンカーまでのリーダーを長めにとれば立木の横で浮いて~沈んで~と弱ったベイトを演出しやすい。

さらには外す時にリアクション(反射的な)で反応させる事も可能なので大変重宝している。こちらもぜひ試してほしいと思う。

まとめ

以上の10点(+廃盤ゴブリンバット)が本当に使って良かったと思うシンカーだ。

同じ形状でハリス止めがリング形状の物もあるが、そこは好みで選んで良いだろう。

直結の方が不意に飛んでいってしまう事も減るのでめんどくさがらずに結ぶ方が結果的に経済的だ。

下の記事では根がかりに対しての対応策も記載しているので参考にしてみてほしい。

ダウンショットリグに最適なシンカーの選び方&重さの選び方まとめ シンカーって丸型、スティック型と本当に色々ありますが、自分に合っているシンカーを見つけるのは難しいと思っていないだろうか? ...